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【市況】21日の米国市場ダイジェスト:NYダウ152ドル安、米国でも新型ウィルス感染者が発見される

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

■NY株式:NYダウ152ドル安、米国でも新型ウィルス感染者が発見される

米国株式相場は下落。ダウ平均は152.06ドル安の29196.04、ナスダックは18.14ポイント安の9370.81で取引を終了した。中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎により、アジア株がほぼ全面安となり、米国株にも売りが先行。ワシントン州で同ウィルスの感染者が確認されたと伝わり、感染拡大への懸念から軟調推移となった。セクター別では、食品・生活必需品小売や不動産が上昇する一方でエネルギーや運輸が軟調。

航空機のボーイング(BA)は、737MAX機の運航再開について当局から承認は、早くても6-7月頃になるとの見通しを示し、航空各社への補償額増加による財務懸念から下落。大手行のモルガン・スタンレー(MS)は、シティグループによる投資判断引き下げを受け軟調推移。一方で、抗生物質の開発を手がけるノババックス(NVAX)は、中国の新型ウィルスへの懸念が広がる中、ワクチン開発への期待から70%を超す急騰。代替肉食品メーカーであるビヨンド・ミート(BYND)は、コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)が植物由来の朝食メニュー拡大を発表し大幅上昇となった。

動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、マーケット終了後に10-12月期決算を発表し、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。一方で、軟調な契約者数見通しが嫌気され、時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:感染拡大が米国、世界経済へのリスクになるとの警戒感

21日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円12銭から109円76銭まで下落して引けた。米疾病対策センター(CDC)が米国内で新型コロナウイルス初の感染例を発表すると、感染拡大が米国、世界経済へのリスクになるとの警戒感にリスク回避の円買いや米国債利回りの低下に伴うドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1118ドルまで上昇後、1.1089ドルまで下落して引けた。ドイツの1月ZEW景気期待指数が2年ぶり高水準に達したことや米国とフランスがデジタル税回避で合意にいたったことを好感しユーロ買いが強まった。その後、トランプ大統領がもし欧州連合(EU)と貿易交渉がまとまらなければ欧州車に関税を発動すると警告するとユーロ売りが再燃。


■NY原油:小幅反落で58.34ドル、新型コロナウイルスの感染拡大で需要鈍化懸念が浮上

NY原油先物2月限は小幅反落(NYMEX原油2月限終値:58.34↓0.20)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比-0.20ドルの58.34ドルで通常取引を終えた。

先週発表された週次の国内石油掘削リグ稼働数が4週間ぶりに増加するなど、供給ひっ迫懸念を受けた買いが後退。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済へのリスクとなり需要鈍化に繋がるとの懸念も浮上し、売り材料となった。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 34.26ドル -0.45ドル(-1.30%)
モルガン・スタンレー(MS) 55.92ドル -1.59ドル(-2.76%)
ゴールドマン・サックス(GS)245.70ドル -3.76ドル(-1.51%)
インテル(INTC) 60.55ドル +0.95ドル(+1.59%)
アップル(AAPL) 316.57ドル -2.16ドル(-0.68%)
アルファベット(GOOG) 1484.40ドル +4.01ドル(+0.27%)
フェイスブック(FB) 221.44ドル -0.70ドル(-0.32%)
キャタピラー(CAT) 145.85ドル -1.93ドル(-1.31%)
アルコア(AA) 17.12ドル -0.57ドル(-3.22%)
ウォルマート(WMT) 115.59ドル +0.63ドル(+0.55%)
スプリント(S) 4.99ドル +0.17ドル(+3.53%)

《ST》

 提供:フィスコ

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