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【市況】日経VI概況:低下、米中第一段階署名に安心感

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は16日、前日比-0.46pt(下落率3.20%)の13.90ptと低下した。なお、高値は14.23pt、安値13.84pt。前日の米国市場では、米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を無難に通過したことで、主要3指数は揃って上昇。ドル円相場も前日からの円安基調を維持しており、日経225先物は、上値は重いながらも堅調に推移した。こうした安心感漂う環境下、プットは売られて、経VIは終値で13.00pt台まで低下した。

【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
《YN》

 提供:フィスコ

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