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【市況】マザーズ先物概況: 3日続落、時価総額上位銘柄はまちまち、決算受けた嫌気売りも目立つ展開に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

15日のマザーズ先物は前日比5.0pt安の870.0ptと3日続落した。なお、高値875.0pt、安値は870.0pt、取引高は1349枚。本日のマザーズ先物は、時価総額上位銘柄で明暗が分かれ、方向感に乏しい展開となった。前日の米国市場では、米政権が発動済みの対中追加関税を大統領選後まで維持すると伝わったことで、貿易協議に対する楽観的な見方が後退し、主要株価指数は高安まちまちとなった。これを受けて、急ピッチで回復していた日経平均株価も昨日に24000円台を回復した達成感から利益確定売りが優勢となった。こうした中、幕間繋ぎ的な形で、マザーズ市場では直近IPO銘柄や決算を受けた個別株物色が盛んとなったが、こうした銘柄には指数インパクトがなく、一方で指数寄与度の高いところでは、主力級銘柄の明暗が分かれたため、マザーズ先物は方向感が定まらずに、結局、3日続落となった。売買代金上位では、そーせい<4565>やサンバイオ<4592>などのバイオ関連は上昇したが、メルカリ<4385>のほか、決算内容が嫌気されたTKP<3479>やUUUM<3990>が重石となった。また、指数寄与度の高いマネーフォワード<3994>も大きく下落した。
《YN》

 提供:フィスコ

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