【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … フィード、地域新聞社、エルテス　(1月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月9日から10日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　エルテス <3967>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比8.8倍の2億0300万円に急拡大し、通期計画の1億4000万円に対する進捗率が145.0％とすでに上回り、さらに3年平均の70.8％も超えた。

★No.3　ＡＤプラズマ <6668>
　20年8月期の連結経常利益を従来予想の7.1億円→11億円(前期は5.1億円)に54.9％上方修正し、増益率が37.9％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

★No.4　ブロッコリー <2706>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比1.0％増の6億3200万円となり、通期計画の7億3000万円に対する進捗率は86.6％に達し、5年平均の62.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7068> フィード 　　　東Ｍ 　 +40.63 　　1/10　　上期　　　　　－
<3967> エルテス 　　　東Ｍ 　 +16.96 　　1/10　　　3Q　　　782.61
<6668> ＡＤプラズマ 　東２ 　 +12.44 　　1/10　　　1Q　　　-22.07
<2706> ブロッコリー 　ＪＱ 　 +10.55 　　1/10　　　3Q　　　　0.96
<6567> セリオ 　　　　東Ｍ 　 +10.27 　　1/10　　上期　　　 40.00

<2437> シンワワイズ 　ＪＱ　　 +4.39 　　1/10　　上期　　　　赤転
<5271> トーヨアサノ 　東２　　 +3.98 　　1/10　　　3Q　　　-86.58
<8886> ウッドＦ 　　　ＪＱ　　 +3.29 　　1/10　　上期　　　　0.81
<2655> ＭＶ東北 　　　東２　　 +2.69 　　1/10　　　3Q　　　-40.74
<5982> マルゼン 　　　東２　　 +1.81 　　1/10　　　3Q　　　 -4.14

<2164> 地域新聞社 　　ＪＱ　　 +1.37 　　1/10　　　1Q　　　　　－
<3377> バイク王 　　　東２　　 +1.35 　　1/10　本決算　　　　3.06
<3065> ライフフーズ 　ＪＱ　　 +1.27 　　1/10　　　3Q　　　 22.16
<2798> Ｙｓテーブル 　東２　　 +1.11 　　1/10　　　3Q　　　584.62
<7219> ＨＫＳ 　　　　ＪＱ　　 +1.08 　　1/10　　　1Q　　　　　－

<2669> カネ美食品 　　ＪＱ　　 +0.96 　　1/10　　　3Q　　　　　－
<7450> サンデー 　　　ＪＱ　　 +0.95 　　1/10　　　3Q　　　 10.54
<5900> ダイケン 　　　ＪＱ　　 +0.94 　　1/10　　　3Q　　　 91.57
<9978> 文教堂ＧＨＤ 　ＪＱ　　 +0.57 　　1/10　　　1Q　　　　黒転
<7465> ＭＶ北海道 　　ＪＱ　　 +0.53 　　1/10　　　3Q　　　 89.14

<6492> 岡野バ 　　　　東２　　 +0.46 　　1/10　本決算　　　　黒転
<2459> アウン 　　　　東２　　 +0.43 　　1/10　　上期　　　　赤拡
<2338> ビットワンＧ 　東２　　 +0.38 　　1/10　　　3Q　　　　赤縮
<2653> イオン九州 　　ＪＱ　　 +0.24 　　1/10　　　3Q　　　　赤縮
<3297> 東武住販 　　　ＪＱ　　 +0.18 　　1/10　　上期　　　-40.70

<8287> ＭＶ西日本 　　東２　　 +0.17 　　1/10　　　3Q　　　　赤転
<3171> ＭＶ九州 　　　ＪＱ　　 +0.04 　　1/10　　　3Q　　　-26.67

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース