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【市況】東京株式(前引け)=大幅続落、中東の地政学リスク背景に売りかさむ展開に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 6日前引けの日経平均株価は大納会終値と比べ483円27銭安の2万3173円35銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は5億9278万株、売買代金概算は1兆701億3000万円。値上がり銘柄数は188、対して値下がり銘柄数は1933、変わらずは39銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は前週末に米国株が急反落したことを受け、日経平均が一時500円を超える急落となった。米国とイランの対立激化に伴う地政学リスクが嫌気された。外国為替市場でドル安・円高が進んだほか、原油価格の急騰なども買い手控えムードを助長している。東証1部のほぼ9割の銘柄が下落。なお、売買代金は1兆円を上回った。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が安く、ファーストリテイリング<9983>も大きく値を下げた。東京エレクトロン<8035>など半導体関連も安い。ウィルグループ<6089>が急落、新日本科学<2395>、メディカル・データ・ビジョン<3902>などの下げも目立つ。半面、石川製作所<6208>がストップ高、東京計器<7721>も急騰した。このほか、イノテック<9880>も値を飛ばし、J.フロント リテイリング<3086>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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