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【材料】<注目銘柄>=コムシスHD、5Gインフラ工事の本命で再評価へ

コムシスHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 コムシスホールディングス<1721>の上昇トレンドはこれから本番、11月22日につけた3315円の年初来高値はもとより、昨年10月2日の上場来高値3405円奪回から3000円台後半を目指す展開が想定できる。

 同社は通信工事の国内トップ企業で、今後本格化する次世代通信規格「5G」の基地局整備の受注が20年1~3月期から加速することが予想されている。主要取引先のNTTドコモ<9437>のほか、ソフトバンク<9434>や楽天モバイルなどの基地局整備需要も取り込む構えで活躍余地が広がっている。直近11月の月次受注高は全社ベースで19%増と10月の25%増に続き高い伸びが続いている。

 20年3月期は営業利益段階で前期比7.7%増の380億円を計画するが上方修正含みだ。21年3月期も増収増益基調が継続する可能性が高い。配当は毎期増配を続けており、20年3月期は前期実績に15円上乗せの年75円を計画。自社株買いにも前向きで、来年3月末までに上限120万株、30億円の自社株買いを進めている。(桂)

出所:MINKABU PRESS

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