【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ＨＩＳ、東京ドーム、ｇｕｍｉ　(12月6日～12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　鳥貴族 <3193>
　20年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.0倍の4.9億円に急拡大し、8-1月期(上期)計画の8.2億円に対する進捗率は60.6％に達し、5年平均の48.2％も上回った。

★No.2　学情 <2301>
　19年10月期の経常利益(非連結)は前の期比27.8％増の20.3億円になり、20年10月期も前期比15.6％増の23.5億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　アイル <3854>
　20年7月期の連結経常利益を従来予想の12.2億円→15.3億円(前期は9.7億円)に25.3％上方修正し、増益率が26.1％増→58.0％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3193> 鳥貴族 　　　　東１ 　 +25.52 　 12/ 6　　　1Q　　　299.20
<2301> 学情 　　　　　東１ 　 +25.50 　 12/ 9　本決算　　　 15.65
<3854> アイル 　　　　東１ 　 +21.98 　 12/ 6　　　1Q　　　463.58
<3903> ｇｕｍｉ 　　　東１ 　 +18.02 　 12/ 6　　上期　　　　黒転
<9824> 泉州電 　　　　東１ 　 +10.85 　 12/ 9　本決算　　　　5.09

<3180> Ｂガレージ 　　東１　　 +9.20 　 12/ 9　　上期　　　 47.66
<6387> サムコ 　　　　東１　　 +6.53 　 12/10　　　1Q　　　212.82
<6037> ファストロジ 　東１　　 +6.19 　 12/12　　　1Q　　　 -8.15
<3475> グッドコムＡ 　東１　　 +4.43 　 12/10　本決算　　　 32.61
<3524> 日東網 　　　　東１　　 +3.75 　 12/ 9　　上期　　　 24.39

<9603> ＨＩＳ 　　　　東１　　 +2.74 　 12/12　本決算　　　 14.11
<7856> 萩原工業 　　　東１　　 +2.72 　 12/ 9　本決算　　　　5.26
<8142> トーホー 　　　東１　　 +2.39 　 12/10　　　3Q　　　-25.77
<1766> 東建コーポ 　　東１　　 +2.34 　 12/12　　上期　　　-36.13
<9681> 東京ドーム 　　東１　　 +2.06 　 12/12　　　3Q　　　 10.79

<2163> アルトナー 　　東１　　 +1.88 　 12/ 9　　　3Q　　　 15.01
<3458> ＣＲＥ 　　　　東１　　 +1.58 　 12/11　　　1Q　　　 65.71
<9743> 丹青社 　　　　東１　　 +1.33 　 12/ 6　　　3Q　　　 30.26
<7196> Ｃａｓａ 　　　東１　　 +1.12 　 12/ 9　　　3Q　　　　6.68
<6309> 巴工業 　　　　東１　　 +0.35 　 12/ 6　本決算　　　 -5.62

<7640> トップカルチ 　東１　　 +0.30 　 12/ 6　本決算　　　 13.64

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース