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【通貨】外為サマリー:一時1ドル109円60銭台に上昇、ブレグジットを巡る不透明感後退で

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円56銭前後と前日の午後5時時点に比べ90銭強のドル高・円安となっている。

 トランプ米大統領が米中貿易協議に関して「中国との大きな合意が近づいている」とツイッターに投稿したことなどを背景に、12日の米市場でドル高・円安が進んだ流れを引き継いだ。日経平均株価が大幅高となり、時間外取引でNYダウ先物や米長期金利が上昇するなか、リスク選好的なドル買い・円売りが断続的に流入。英国の下院総選挙でジョンソン首相が率いる与党・保守党が過半数の議席を押さえたとの見通しが伝えられると、ブレグジット(英国のEU離脱)を巡る不透明感が後退したと受け止められ、午後には109円60銭台に乗せる場面があった。
  
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1174ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=122円42銭前後と同1円40銭強のユーロ高・円安となっている。


出所:MINKABU PRESS

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