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【市況】マザーズ先物概況:反落、IPOに伴う資金流出などで時価総額上位銘柄は揃って軟調

メルカリ <日足> 「株探」多機能チャートより

11日のマザーズ先物は前日比8.0pt安の899.0ptと反落した。なお、高値は909.0pt、安値は895.0pt、取引高は1778枚。本日のマザーズ先物は、13日のメジャーSQを控えてのロールオーバーや昨日から始まった年末IPOラッシュに伴う個人投資家の換金売りなどの要因が相まる中、時価総額上位銘柄群の軟調さも目立ち、反落となった。本日の東京市場は、FOMCの結果発表や米国の対中関税発動期限、さらに12日の英総選挙や欧州中央銀行(ECB)理事会といった重要イベントを目前とするなか、依然として小動きな全体相場だった。こうした中、個人投資家の関心は新規上場銘柄に向かい、指数インパクトの大きい銘柄群は総じて軟調な値動きとなった。売買代金上位では、メルカリ<4385>やサンバイオ<4592>、ラクス<3923>といった時価総額上位銘柄が大きく下落した。なお、昨日に初値が付かなかったALiNK<7077>は公開価格(1700円)の約2.36倍となる4020円で初値を付け、4665円での終値となった。また、本日上場したマクアケ<4479>は公開価格(1550円)を74.8%上回る2710円で初値を付けて2980円での大引けとなった。
《YN》

 提供:フィスコ

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