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【市況】11日の株式相場見通し=重要日程を控え様子見ムード継続

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 11日の東京株式市場は売り買い交錯で方向感の定まらないなか、狭いゾーンでのもみ合いが想定される。FOMCやECB理事会、英国総選挙の結果待ちでポジションを一方向に傾けにくい状況にある。ただ、米中協議の先行き不透明感は拭えないものの、15日の対中制裁関税引き上げについては見送られる可能性が高まっているとの見方があり、下値を売り込む動きは想定しづらい。外国為替市場では足もとドル高・円安方向に振れていることは全体相場にはポジティブに働く。

 10日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比27ドル88セント安の2万7881ドル72セントと小幅続落。ナスダック総合株価指数は、同5.643ポイント安の8616.184だった。

 日程面では、きょうは11月の企業物価指数、10~12月期法人企業景気予測調査。また、マザーズ市場にマクアケ<4479>が新規上場する。海外では、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見が予定。このほか、11月の米CPI、11月の米財政収支など。

出所:MINKABU PRESS

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