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【市況】日経平均は189円高でスタート、ソフトバンクGや花王が堅調/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 23544.31 (+189.91)
TOPIX  : 1726.10 (+12.74)

[寄り付き概況]

 9日の日経平均は前週末比189.91円高の23544.31円と続伸でスタート。6日の米国株式相場でダウ平均は337.27ドル高の28015.06、ナスダックは85.83ポイント高の8656.53で取引を終了。11月雇用統計で非農業部門雇用者数が26万6千人増と予想を大幅に上回ったほか、失業率も3.5%へと低下し、買いが先行。長期金利の上昇を受けて金融銘柄に幅広く買いが広がった。クドロー国家経済会議委員長が、米中貿易交渉について改めて第一段階の合意は間近との認識を示したことも好感された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の23530円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から日経平均は買いが先行する展開。ただ、今週は重要な経済イベントを複数控えていることもあり、寄り付きが高値となっている。なお、寄り前に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)改定値は、年率換算で1.8%増となった(物価変動を除いた実質で前期比0.4%増)。

 売買代金上位では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>、東京海上<8766>、花王<4452>などが堅調。業種別では、石油石炭、鉱業、保険などが上昇率上位に。
《US》

 提供:フィスコ

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