【市況】5日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は28ドル高と小幅続伸
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
今月15日に予定されている米国の対中関税発動が近づくなか、米中協議の行方を確かめたいとの姿勢は強く、全体相場は方向感に欠ける展開。トランプ米大統領は中国との交渉に前向きな姿勢を示したが、市場の反応は限られた。アナリストが投資判断を引き上げたアルファベット(グーグル)が高く、アップルやフェイスブックも値を上げた。ナイキやビザ、キャタピラーも堅調だった。半面、慎重な業績見通しが嫌気されたスリーエムが下落、ボーイングやシスコシステムズ、ディズニーが値を下げた。
ナスダック総合株価指数は、同4.029ポイント高の8570.701と続伸。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億8693万株、ナスダック市場は21億2202万株となった。
出所:MINKABU PRESS