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【特集】アライドアーキ Research Memo(5):様々なソリューション提供による支援実績にも注目

アライドアキ <日足> 「株探」多機能チャートより

■アライドアーキテクツ<6081>の主な活動実績

1. 他社との連携強化
「ファンベース」を提唱するコミュニケーション・ディレクターの佐藤尚之(さとうなおゆき)氏※を顧問に迎え、顧客企業のファンベース施策を支援するサービス開発に着手すると、2019年3月28日には、豊富な経営者・経営層ネットワークを持つ野村ホールディングス<8604>と佐藤尚之氏との三者における「ファンベース」を基盤としたマーケティング支援事業を担う合弁会社(株)ファンベースカンパニーの設立を発表した(2019年5月7日設立)。自社の商品やサービスを支持してくれる「ファン」を大切にし、「ファン」をベースにして売上げや企業価値を中長期的に向上させていく考え方を基盤としたマーケティング事業を展開する。新会社には、佐藤尚之氏がChief Planning Officerに就任し、ファンベース事業の企画統括を担うとともに、コミュニケーションデザインやマーケティング、ファイナンス、ITソリューションなど幅広い領域から多様な人材がメンバーとして参画する予定である。

※佐藤尚之氏は、通称「さとなお」として業界に知られる存在であり、これまで広告コミュニュケーションを中心に多くの企業のマーケティング施策に携わってきた豊富な実績と知見を有している。特に、2018年2月に刊行された「ファンベース?支持され、愛され、長く売れ続けるために」(ちくま新書)は、大きな反響を呼んでいる。


2. 開発拠点の更なる強化
開発力強化のため、本社及びベトナム・ハノイに次ぐ第3の開発拠点として、ホーチミンにも開発拠点を設置した(2019年7月3日にベトナム開発会社の出資持分取得手続きが完了)。エンジニアの獲得競争が激化するなかで、今後も独自性の高いプロダクト開発を推進し、業容拡大を目指すために、開発スピードや品質の向上を図るところに狙いがある。海外の優秀なエンジニア人材の獲得・強化が順調に進んでいるようだ。

3. 主な支援実績
(1) Twitterキャンペーンにて効率的な来店促進を実現
(株)セブン&アイ・フードシステムズが展開する「デニーズ」が実施したTwitterのフォロー&リツイートキャンペーン「ハンバーグ王決定戦2019春」において、拡散や来店促進の最大化を目的に同社のTwitterプロモーションツール「echoes Coupon(エコーズクーポン)」を導入。また、同時に「echoes RT(エコーズ・アールティー)」のサービスも併せて活用し、「デニーズ」公式アカウントをフォロー&リツイートするとその場でクーポンをもらえる、オートリプライ(自動返信)とインスタントウィン(即時抽選)を組み合わせたプレゼントキャンペーンを展開した。その結果、従来施策の約9倍ものリツイート(約20万人)や約4倍ものインプレッション(1,041万人)の獲得に成功。クーポン当選者のうち68%の店舗送客に成功するとともに、店舗での低負荷なオペレーションも実現し、「集客効果の可視化」や「店舗連携」という課題も同時に解決することができた。

(2) 訪日中国人の来店を促す新サービスの提供
カジュアルウェアを販売するライトオン<7445>が、訪日中国人の実店舗への来店を促す新サービス「WeChat(微信)インバウンドパッケージ」を先行導入し、免税売上を大幅に拡大する成果を生み出した。本サービスは、世界中で月間10億人以上が利用するコミュニケーションアプリ「WeChat(微信)」の企業アカウント機能や広告機能を活用し、訪日中国人の店舗来店を促進するインバウンドプロモーション支援パッケージである。公式アカウント開設の申請・審査にかかる煩雑な作業を代行するとともに、ターゲット層に合った投稿コンテンツを企画・制作し、効果的なアカウント運用を実現。加えて、訪日中のユーザーに向けたモーメンツ(タイムライン)広告、来店者向けのクーポンページの企画・制作など、公式アカウントを基点とした広告施策を戦略的に展開することにより、実店舗への来店者数の増加から公式アカウントのファン獲得まで一気通貫で支援するものである。ライトオンは、WeChatを通じて中国ブランド認知を高めることで「旅マエ」(訪日前)の検索ニーズを捉えるとともに、「旅ナカ」(訪日中)での来店促進につなげることができた。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《YM》

 提供:フィスコ

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