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【市況】東京株式(前引け)=大幅続落、米中協議への懸念再浮上でリスクオフ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 4日前引けの日経平均株価は前営業日比292円01銭安の2万3087円80銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は5億2719万株、売買代金概算は9807億円。値上がり銘柄数は690、対して値下がり銘柄数は1345、変わらずは120銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場で米中協議が難航するとの思惑からNYダウなど主要株指数が波乱含みの下げをみせたことを受け、リスク回避の売りが出た。日経平均は前日に続き大きく下値を探る形となったが、2万3000円近辺では押し目買いも入り、大台ラインはキープしている。また、日経平均寄与度の高いファーストリテの下げが全体指数を押し下げており、TOPIXベースでは9ポイントの下げにとどまっている。売買代金は1兆円を割れた。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が大幅安、資生堂<4911>も軟調。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>なども下落した。木村化工機<6378>が急反落、CKD<6407>も大きく値を下げた。半面、任天堂<7974>がしっかり、内田洋行<8057>も上値追い。花王<4452>も堅調。サインポスト<3996>がストップ高に買われ、ニッカトー<5367>も物色人気。GSIクレオス<8101>なども上昇した。

出所:MINKABU PRESS

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