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【市況】<マ-ケット日報> 2019年12月3日

 3日の市場は日経平均が反落。終値は前日比149円安の2万3379円だった。前日の米国株が値下がりしたことや円高進行が嫌気されて朝方から大きく売り込まれたが、売り一巡後は押し目買いが入り下げ幅を半分以下まで縮めている。2万3500円という高値圏で腰の強いところを見せており、日経平均としての上昇基調は依然としてキープしているようだ。

 昨日の米国市場は主要経済指標の予想外の悪化を受けてダウ平均は大幅続落した。下げ幅268ドルは10月8日以来約2月ぶり。この日発表された11月のISM製造業景況感指数が事前予想に反して低下。4カ月連続で好不況の分かれ目である50を下回った。消費は堅調でも製造業が思いのほか悪化している様子が伝わり、もともと史上最高値圏にある株式は売られやすかったようだ。トランプ大統領が南米国に対し追加関税を課すとしたことも相場全体の重荷となっている。

 さて、東京市場は久々の下げ幅となった米国株動向を受けて日経平均が開始早々に340円もの値下がりを演じたが、寄り付き以降は急速に下げ幅を縮めるなど下値抵抗力のあるところを見せている。日経平均の下値はちょうど25日移動平均線(2万3248円)に支えられセオリー通りの反転に。米国株の下げが一過性であれば目先的な値幅調整は25日移動平均線程度までで収まるだろう。国内的には個人投資家に動きが出てきておりジャスダック平均は8連騰。年末高への期待はまだ保たれているようだ。(ストック・データバンク 編集部)

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