市場ニュース

戻る
 

【通貨】明日の為替相場見通し=米11月ISM製造業景況感指数に注目

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、リスクオンの地合いが続くかどうかがポイントとなりそうだ。予想レンジは1ドル=109円30銭~109円90銭。

 2日の東京市場では一時109円70銭台に上昇。中国国家統計局が11月30日に発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想に反して景気拡大と悪化の分かれ目となる50を7カ月ぶりに上回ったことや、2日に発表された中国Caixin(財新)PMIが市場予想を上回ったことが支援材料となった。今晩は米11月ISM製造業景況感指数の発表が予定されており、中国に続いて米国でも景況感の改善が確認できれば上値を試す展開となりそうだ。ただ、心理的な節目である110円に迫る場面では売り圧力が強まることが予想され、大台乗せには米中貿易協議の進展などの材料が望まれる。なお、今晩には米11月PMI改定値や米10月建設支出などの発表も予定されている。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均