【市況】２５日の株式相場見通し＝売り買い交錯、米株高も不透明要因多く不安定な動き

　週明け２５日の東京株式市場は、日経平均株価が前週末終値を挟んで売り買い交錯の展開が想定される。前週末の米国株市場ではＮＹダウが１００ドルあまり上昇するなど切り返す動きをみせたが、依然として米中摩擦の先行き不透明感や香港の政情不安などから、積極的な買いは入りにくい。外国為替市場や香港株や中国株などアジア株市場の動向を横目に、日経平均は先物を絡めて不安定な動きとなる可能性がある。

　２２日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比１０９ドル３３セント高の２万７８７５ドル６２セントと４日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は、同１３．６７４ポイント高の８５１９．８８５だった。

　日程面では、９月の景気動向指数確報値、１０月の外食売上高。海外ではパウエルＦＲＢ議長の講演（日本時間２６日午前９時）が予定されている。

出所：MINKABU PRESS