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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:野村、久光薬、USENHD

野村 <日足> 「株探」多機能チャートより
■USENHD <9418>  1,058円  +66 円 (+6.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 USEN-NEXT HOLDINGS<9418>が5日ぶりに反発している。同社は21日取引終了後に、株主優待制度の内容を拡充すると発表。これが好感されているようだ。現行の株主優待制度(100株以上の株主に対し、映像サービス「U-NEXT」の90日分の利用料と、1000円分のポイントを提供)に、新たに1000株以上の優待区分を追加(「U-NEXT」の1年分の利用料と、毎月1800円分のポイントを提供)するとしている。

■あさひ <3333>  1,272円  +27 円 (+2.2%)  11:30現在
 あさひ<3333>が続伸している。きょう付けの日本経済新聞朝刊で、「電動アシスト付き自転車の販売が好調だ」と報じられ、同社が10月に免許返納者を対象にした購入割引プランを発表したことが紹介されていることが好材料視されているようだ。経済産業省の生産動態統計によると、18年の電動アシスト付き自転車の出荷台数は前年比8%増の66万7000台となり、直近5年で4割増加したという。記事によると、自動車免許を自主返納する高齢者の購入が追い風となっているとしており、自動車に代わる「足」として、電動自転車が選ばれているようだ。

■野村ホールディングス <8604>  549.4円  +11.1 円 (+2.1%)  11:30現在
 野村ホールディングス<8604>や大和証券グループ本社<8601>が高い。野村は年初来高値を更新している。22日付の日本経済新聞は、「政府・与党は積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)について、非課税で積み立てられる期間を延長する」と報じた。現行では最長で2037年末までだが、原則としていつから始めても20年間、非課税になるよう改めるという。個人型の確定拠出型年金(イデコ)なども拡充する。若年層など個人の資産形成を促すためのもので、「貯蓄から投資」への資金の流れを後押しすることは野村など証券会社には追い風になるとみられている。

■久光製薬 <4530>  5,290円  +80 円 (+1.5%)  11:30現在
 久光製薬<4530>が反発している。21日の取引終了後、同社の経皮薬物送達システム技術を用いて開発したパーキンソン病治療薬「ハルロピテープ」を協和キリン<4151>が29日から国内販売を開始すると発表。同薬に関しては、売上高に応じたマイルストンを協和キリンから受け取ることになっており、これを好材料視した買いが入っている。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,024円  +12 円 (+1.2%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>など資源エネルギー株が高い。21日の原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が前日比1.57ドル高の1バレル=58.58ドルと大幅続伸した。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国で構成するOPECプラスが12月5日に会合を開き、協調減産などを協議するが、「2020年半ばまで協調減産延長の来月の会合で決める公算が高い」とロイター通信などが報じた。国営石油会社、サウジアラムコの国内株式公開(IPO)を控えるなか、サウジアラビアも原油価格の下落は望んでいないとみられている。

■日本電気硝子 <5214>  2,387円  +20 円 (+0.8%)  11:30現在
 日本電気硝子<5214>が反発している。21日の取引終了後、高精細造形に適したセラミックス3Dプリンター用ペーストを開発し、サンプル供給を開始したと発表したことが好感されている。主体となるセラミックス粉末に自社開発した粉末ガラスなどを混ぜ合わせて開発した。通常、3Dプリンターの光造形法の材料には、造形物を硬化させるために紫外線硬化樹脂が含まれているが、今回開発した粉末ガラスなどを材料に混ぜ合わせることで、紫外線硬化樹脂の紫外線による硬化幅・深度を制御することができ、より複雑で精密な造形が可能になるとしている。なお、量産開始は20年春ごろを予定している。

■コマツ <6301>  2,564.5円  +12.5 円 (+0.5%)  11:30現在
 コマツ<6301>、日立建機<6305>など建機株が堅調。香港の民主主義を支援する「香港人権・民主主義法案」にトランプ米大統領が署名する方針にあるとの観測が広がったことで、米中対立懸念が再び高まった。12月15日に予定される対中追加関税が先延ばしされることなく実施される可能性が出ており、その場合、中国関連株に位置付けられる建機セクターにとって収益面でネガティブ材料だ。ただ、既に両銘柄とも米中対立の深まりを背景に前日まで4日続落と下値模索を続けており、目先は空売りの買い戻しなどで株価に浮揚力が働いている。日立建機の信用倍率は直近で0.96倍と売り長の状態にある。

■テクマトリックス <3762>  2,276円  +9 円 (+0.4%)  11:30現在
 テクマトリックス<3762>はしっかり。21日の取引終了後、金融系ITベンチャーの山崎情報設計(東京都千代田区)と、金融機関向け市場系システム分野のビジネス強化に向けて資本・業務提携を行うと発表しており、これが好材料視されている。両社は09年、テクマトが山崎情報の提供する市場系業務管理システム「Apreccia(アプレシア)」の正規販売代理店となり、銀行・証券・商社など多数の企業向けの導入を行ってきた。今回の提携を機に、テクマトが持つ営業推進力、開発力・プロジェクトマネジメント力と、山崎情報が持つ製品企画・開発力を融合することで、金融機関に対するトータルソリューション提供を更に推進するとしている。また、テクマトは山崎情報が実施する第三者割当増資の引き受けなどにより、山崎情報の発行済み株数の51%を保有することになる。

■第一精工 <6640>  2,374円  -193 円 (-7.5%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 21日、第一精工 <6640> が200万株の公募増資とオーバーアロットメントによる上限34万5000株の売り出しを実施するほか、既存株主による30万株の株式売り出しを発表したことが売り材料視された。新株発行が発行済み株式数の約12%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化を懸念する売りが向かった。発行価格は12月2日から5日までのいずれかの日に決定する。最大で約50億円の調達資金については、新工場建設にかかる設備投資資金に充てる。

■デファクトスタンダード <3545>  439円  +80 円 (+22.3%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 21日、デファクトスタンダード <3545> を親会社のBEENOS <3328> が株式交換によって完全子会社化すると発表したことが買い材料視された。20年1月14日付で同社株1株に対し、BEENOS株0.29株を割り当てる。BEENOSの21日終値1663円から算出した理論価格は482円となり、本日はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。同社株は20年1月9日付で上場廃止となる予定。

■ウチダエスコ <4699>  2,982円  +500 円 (+20.2%) ストップ高   11:30現在
 ウチダエスコ<4699>がストップ高の2982円に買われている。今月に入り、東芝<6502>による東芝プラントシステム<1983>など3社の完全子会社化発表や、三菱ケミカルホールディングス<4188>による田辺三菱製薬<4508>の完全子会社化の発表など親子上場解消の動きが広がっており、内田洋行<8057>子会社でジャスダック上場の同社にも思惑的な買いが入っているもよう。また、図研<6947>子会社で東証2部上場の図研エルミック<4770>にも同様の思惑が働いているようだ。

■GDH <4437>  3,475円  +500 円 (+16.8%) ストップ高   11:30現在
 21日、gooddaysホールディングス <4437> [東証M]が12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視された。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■Nuts <7612>  109円  +7 円 (+6.9%)  11:30現在
 Nuts<7612>が急伸。21日の取引終了後、経営コンサルティングを行う笹川総合研究所(福岡市中央区)及びデジタル小売事業などを展開する中国セレス・インターネット・テクノロジー(上海)社と、医療関連事業を含む既存事業について、相互支援を目的とする業務提携契約を締結すると発表しており、これが好材料視されている。Nutsは既に笹川総研と医療ツーリズムサービスについて業務提携しているが、今回の3社の提携では、Nutsが支援を行っている多言語対応のクリニックに関わる医療関連事業を柱とし、3社が医療ツーリズムサービスを含む医療関連事業だけではなく、既存のコンテンツ事業及びアライアンス事業でも包括的に提携するというもの。具体的な提携内容については今後詳細を検討するとしている。なお、業績に与える影響は精査中という。

■ソフィア <6942>  1,127円  +53 円 (+4.9%)  11:30現在
 ソフィアホールディングス<6942>が3日ぶりに反発している。同社は21日取引終了後に、子会社のルナ調剤が、なのはな(宮城県塩釜市)が運営する同県内3店舗の調剤薬局事業を譲受すると発表。これによる業績への寄与などが期待されているようだ。事業譲受日は来年1月1日を予定し、譲受価格は3億1000万円。同社は今後もM&Aなどにより、調剤薬局事業の拡大を図るとしている。

■イルグルム <3690>  1,247円  +49 円 (+4.1%)  11:30現在
 イルグルム<3690>は4日続伸。21日の取引終了後、オプトホールディング<2389>傘下のオプトから広告効果測定ツール「ADPLAN」を提供する事業を譲受することで基本合意したと発表しており、これが好感されている。イルグルムは、既に広告効果測定ツール「ADEBiS(アドエビス)」を提供しているが、今回「ADPLAN」を譲り受けることで広告効果測定領域における市場競争力を強化し、マーケティングプラットフォーム事業を更に成長させることが狙い。なお、譲受価額は各種精査完了後に決定の見込みで、20年9月期業績への影響も精査中としている。

●ストップ高銘柄
 fonfun <2323>  481円  +80 円 (+20.0%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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