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【市況】マザーズ先物概況:反発、米中対立ヘッドラインにより上下に大きく揺れ動く

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

21日のマザーズ先物は前日比3.0pt高の877.0ptとなった。なお、高値は877.0pt、安値は861.0pt、取引高は2006枚。本日のマザーズ先物は、米中対立のヘッドラインに振らされて荒い値動きとなりながらも後半に巻き返す形で反発した。前日の米国市場では、米中貿易協議の先行き不透明感を高めるような報道が相次いだことで主要3指数は揃って下落。加えて、日本時間の朝方、「トランプ米大統領が香港人権法案に署名する見通しだ」との一部報道を受けたことで、米中関係の悪化を懸念した売りが先行し、本日の日経平均は一時400円超下落した。こうした全面安商状の中、マザーズ先物も個人投資家センチメントの悪化で朝方は大きく下げて始まった。ただ、円高一服や中国副首相の発言報道を受けて、日経平均が急速に下げ幅を縮小していくにつれて、個人投資家心理も回復し、そーせい<4565>といった指数インパクトの大きい銘柄も買い戻される形でマザーズ先物も下げ幅を縮小していき、結局、反発となった。売買代金上位では、そーせいの他、BASE<4477>やブシロード<7803>が上昇した一方で、アンジェス<4563>やメルカリ<4385>は下落した。
《YN》

 提供:フィスコ

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