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【市況】東京株式(前引け)=大幅続落、前引け間際下げ渋るも85%の銘柄が下落

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 21日前引けの日経平均株価は前営業日比276円54銭安の2万2872円03銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は7億286万株、売買代金概算は1兆1692億4000万円。値上がり銘柄数は262、対して値下がり銘柄数は1825、変わらずは64銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、一気にリスク回避の流れとなり日経平均は一時400円を超える下げをみせた。米中関係の悪化や貿易協議の先行き不透明感が嫌気された。アジア株が総じて軟調だったことも投資家心理を悪化させ、先物主導で大きく売り込まれる形となった。前引けにかけ押し目買いや買い戻しが入り下げ幅を縮小したが、東証1部全体の約85%の銘柄が下げる売り圧力の強い地合いだった。

 個別では、東京エレクトロン<8035>が売られ、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>なども安い。村田製作所<6981>も軟調。ソニー<6758>も売り優勢。日本新薬<4516>が急落、CKD<6407>、山一電機<6941>などの下げも目立つ。半面、日本電産<6594>が底堅く、富士通<6702>もしっかり。チタン工業<4098>がストップ高、テンポイノベーション<3484>、イワキ<8095>、図研<6947>なども大幅高に買われた。技研製作所<6289>も高い。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2019年11月21日 11時52分

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