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【市況】日経平均は77円安でスタート、東エレクやSUMCOがさえない/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 23071.49 (-77.08)
TOPIX  : 1686.85 (-4.26)

[寄り付き概況]

 21日の日経平均は前日比77.08円安の23071.49円と3日続落で取引を開始した。20日の米国株式相場は下落。NYダウが連日で100ドル超の下落となった。米中通商協議が年内に第一段階の合意もできない可能性が報じられ、売りが先行。米上院が可決した香港人権法案に対して中国が反発していることから先行き不透明感が強まり、軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の23135円。円相場は1ドル108円40銭台で円高が進んでいる。この流れから、日経平均は3日続落スタートとなった。その後はこう着感の強い展開となっている。東京時間朝方にかけて、トランプ米大統領が香港人権法案に署名する見通しが報じられているものの、現状日本株に対してはネガティブな反応は限られているもよう。

 業種別では、パルプ・紙、金属製品、保険業、非鉄金属、空運業、ガラス・土石製品、海運業、電気機器、化学などがマイナスで推移。一方、鉱業、水産・農林業、石油・石炭製品、ゴム製品、銀行業、電気・ガス業、輸送用機器などがプラスで推移している。売買代金上位では、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>、アドバンテスト<6857>、武田薬<4502>、日本通信<9424>などがマイナスで推移。一方、アステラス製薬<4503>、リクルートホールディングス<6098>、トヨタ自<7203>、SMC<6273>などがプラスで推移している。
《US》

 提供:フィスコ

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