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【材料】<動意株・20日>(前引け)=トランザス、日車両、あすか製薬

トランザス <日足> 「株探」多機能チャートより
 トランザス<6696>=急伸。19日大引け後、スティックを挿入するだけで既存のテレビ・ディスプレーをデジタルサイネージ化する「Magic Spot(マジックスポット)」の提供を25日から開始すると発表しており、これを好感する買いが向かった。「マジックスポット」はホテルやテナントなどのテレビ・ディスプレーのHDMIポートにスティックを挿すだけで、店舗情報や館内施設の案内、クーポンやニュースの配信、企業広告を提供することができるサービス。IoTや5Gの普及によりデジタルサイネージの需要が拡大するなか、デジタルサイネージを簡単に利用できるサービスの開始による業績への寄与に期待する買いが向かった。

 日本車輌製造<7102>=4日続伸。19日取引終了後、JR東海<9022>から新幹線電車「N700S」384両(24編成)を受注したと発表した。これを好材料視した買いが入っている。受注金額は非公表で、21年3月期から23年3月期にかけて納入する予定。なお、20年3月期業績への影響はないものの、21年3月期以降の売上高への貢献を見込んでいる。
 
 あすか製薬<4514>=急動意。同社はホルモン剤を主力とする製薬会社で婦人科系の実績が高い。19日取引終了後、国内で開発中の子宮筋腫治療剤「ウリプリスタル酢酸エステル」について、過多月経を伴う日本人子宮筋腫患者を対象とする第2相用量設定試験を実施し、有効性と安全性が確認されたことを発表、これを手掛かり材料に買いを引き寄せる形となっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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