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【市況】東京株式(寄り付き)=続落、円高などを背景に利益確定の動き継続

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比116円安の2万3176円と続落。

 前日の米国株市場ではNYダウが目先利益確定売り優勢の流れとなり100ドルあまりの下げをみせた。依然として米中協議の先行きに対する不透明感が拭えない。朝方、取引開始前に外国為替市場で1ドル=108円台前半まで円高方向に振れていることも買い手控え感につながる。ただ、米国株市場ではNYダウは反落したもののハイテク株比率の高いナスダック指数は最高値更新を続けていることで、東京市場でも下値を売り込む動きとはなりにくい。香港情勢など引き続き警戒されるものの、中国では金融緩和政策に対する期待が広がっており、アジア株市場や為替の動向を横にらみの展開が想定される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、値上がりが空運、その他製品、医薬品、電力ガスの4業種にとどまっている。

出所:MINKABU PRESS

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