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【材料】ネクシィーズグループ---19年9月期経常利益11.7%増、電子メディア事業が大幅増益

ネクシィーズ <日足> 「株探」多機能チャートより

ネクシィーズグループ<4346>は14日、2019年9月期連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.1%増の184.12億円、営業利益が同7.3%増の20.64億円、経常利益が同11.7%増の21.68億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.8%減の15.16億円となった。

ネクシィーズ・ゼロ事業の売上高は前年同期比11.2%増の154.58億円、セグメント利益は同17.3%減の28.38億円となった。新規顧客開拓に重点を置いた営業体制の強化や、既存顧客からの紹介促進等を行うなど、引き続き主力サービス「ネクシィーズ・ゼロ」の提供に注力した。また、「ネクシィーズ・ゼロ」のスキームを活用して出店できる、定額制セルフエステスタジオ「BODY ARCHI(ボディアーキ)」では店舗数が7店舗(直営2店舗、パートナー5店舗)に拡大した。一方で、新卒採用に伴う人員増で人件費などが増加したほか、支店の移転・増床を行ったことで賃借料等が増加した。

電子メディア事業の売上高は同0.7%減の29.54億円、セグメント利益は3.93億円(前年同期は3.47億円の損失)となった。主力電子雑誌「旅色」において、リアルイベントの開催や全国の書店・コンビニエンスストアなどで初の書籍販売を実施し、認知度の向上と広告収益の最大化のため媒体力の強化を図った。WEBメディアを運営するCrowdLab(クラウドラボ)を取得し、連携を開始。また、地方自治体とのタイアップ誌は新たに12誌を発行し、ソリューション業務では、WEBサイト制作業務及びECサポートサービスが堅調に推移した。

2020年9月期通期の連結業績予想は、売上高200.00億円、営業利益22.00億円、経常利益22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益12.00億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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