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【材料】メディネットが九州大学と共同研究契約を締結

メディネット <日足> 「株探」多機能チャートより
 メディネット<2370>がこの日の取引終了後、九州大学と慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の実用化に向けた共同研究契約を締結したと発表した。

 慢性心不全は、慢性の心筋障害により心臓のポンプ機能が低下し、末梢臓器の酸素需要量に見合うだけの血液量を拍出できない状態であり、労作時呼吸困難、息切れ、四肢の浮腫、食欲低下などの症状が出る、日常生活に障害をきたした病態。致死的な不整脈などによる突然死のリスク増加やその生命予後が極めて不良であることから、新たな心不全治療製品の開発が望まれており、同共同研究では九州大学循環器内科・筒井裕之教授と、慢性心不全の治療を目的に新たな再生医療等製品の実用化を目指すという。なお、同件による20年9月期業績への影響は軽微としている。

出所:MINKABU PRESS

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