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【市況】東京株式(前引け)=反落、先物絡め利食い圧力表面化

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 13日前引けの日経平均株価は前営業日比216円88銭安の2万3303円13銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億9372万株、売買代金概算は1兆213億2000万円。値上がり銘柄数は455、対して値下がり銘柄数は1610、変わらずは86銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は利益確定の動きが強まり、日経平均は反落し先物を絡めた売りで200円超の下げとなった。前日のトランプ米大統領の講演では米中首脳会談の日程や場所について言及せず、これが両国の貿易協議進展への期待に水を差す格好となった。前日の米国株市場ではNYダウが前の日の終値と同値で引けており上昇一服感が台頭、東京市場でもここまで急速に上値を追ってきた反動が出る形となっている。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が安く、GMOペイメントゲートウェイ<3769>も売られた。リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。ニチイ学館<9792>が急落で値下がり率トップ、じげん<3679>も大幅下落した。半面、富士フイルムホールディングス<4901>が高く、ソニー<6758>も頑強な値動き。武田薬品工業<4502>も買いが優勢。GMOインターネット<9449>,レーザーテック<6920>も上昇した。オロ<3983>はストップ高に買われた。

出所:MINKABU PRESS

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