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【市況】13日の株式相場見通し=売りに押される展開か、下値は限定的

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京株式市場は、やや売りに押される展開が想定される。前日の米国株市場ではNYダウが5年7カ月ぶりに前日比変わらずで引けており、ここ上値追い基調を強めていた東京市場も上げ足がいったん止まる可能性がある。米中協議についてはトランプ米大統領が、第1弾合意の署名が近いことを強調したが、依然として首脳会談のスケジュールなど流動的で、警戒感もくすぶる。外国為替市場では1ドル=109円台を小幅に割り込むなど若干円高含みで、主力株にやや風向きが悪い。ただ、押し目買い意欲も強く、下げ幅は限られそうだ。

 12日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比変わらずの2万7691ドル49セント。ナスダック総合株価指数は、同21.814ポイント高の8486.091と反発した。

 日程面では、きょうは10月の国内企業物価指数が朝方に発表。海外では10月の米消費者物価指数(CPI)、10月の英CPIなど。また、米議会の上下両院合同経済委員会でパウエルFRB議長の証言が予定される。

出所:MINKABU PRESS

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