市場ニュース

戻る
 

【市況】12日の株式相場見通し=強弱観対立で方向感定まりにくい展開

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 12日の東京株式市場は、強弱観対立のなか売り買いが交錯し方向感の定まりにくい相場展開となる可能性がある。前日の米国株市場ではNYダウが小幅上昇したもののナスダック総合指数が軟調でまちまちの動きだった。香港情勢が引き続き地政学リスクとして相場の上値を押さえる要因となりそう。ただ、外国為替市場では1ドル=109円近辺の推移と円高が進むようなこともなく、その点はプラス材料として働く。アジア株市場の動向を横目に不安定な動きも予想されるが、下値は固そうだ。

 11日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比10ドル25セント高の2万7691ドル49セントと続伸。ナスダック総合株価指数は、同11.035ポイント安の8464.277と反落した。

 日程面では、きょうは10月のマネーストック、10月の工作機械受注。30年国債の入札。海外では11月の独ZEW(欧州経済研究センター)景況感指数など。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均