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【材料】ナフコが大幅反発、第2四半期営業利益11%増と株主優待制度の導入を好感

ナフコ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ナフコ<2790>が大幅反発している。前週末8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)単独業績が、売上高1156億7700万円(前年同期比0.4%増)、営業利益53億8000万円(同10.7%増)、純利益32億8000万円(同28.4%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。

 上期は1店舗の新規出店(閉店3店舗)を行ったほか、3店舗の増床と1店舗の改装を実施した効果もあり、「資材・DIY・園芸用品」や「家具・ホームファッション用品」などが伸長。また販管費の抑制も図り、増益を確保した。

 なお、20年3月期通期業績予想は、売上高2249億9700万円(前期比0.8%増)、営業利益84億2600万円(同20.4%増)、純利益47億8100万円(同5.8%増)の従来見通しを据え置いている。

 同時に、20年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視されている。3月31日時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じてギフト券を1000円分から5000円分贈呈する方針だ。

出所:MINKABU PRESS

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