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【材料】プレサンスコーポレーション---2Q増収減益なるも、通期業績予想に対して順調に進捗

プレサンス <日足> 「株探」多機能チャートより

プレサンスコーポレーション<3254>は6日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.3%増の1,253.83億円、営業利益が同8.2%減の236.69億円、経常利益が同8.5%減の233.98億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.0%減の156.60億円となった。計画比では、売上高が2.7%増、営業利益が15.5%増、経常利益が17.4%増、親会社株主に帰属する四半期純利益が14.7%増となり、いずれも計画を上回る順調な進捗。

また、主力のマンション販売においては、第2四半期までの売上実績と今期中に売上計上予定の受注高との合計金額が1,915.45億円(計画比95.4%)となり、順調に進捗した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比30.3%増の2,092.19億円、営業利益が同20.0%増の325.31億円、経常利益が同18.5%増の314.29億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.6%増の215.20億円とする計画に変更はない。

加えて、不動産テックを活用した投資用不動産情報の総合サイト「ブライト」は、2019年4月の稼働以降、第2四半期までに新築15件、中古77件の受注を獲得。会員数の順調な増加に伴い、継続的に受注を積み上げられていると発表した。

不動産販売事業の売上高は前年同期比2.9%増の1,219.55億円、セグメント利益は同8.2%減の232.76億円となった。ファミリーマンション「プレサンスロジェ シリーズ」のプレサンスロジェ大垣駅前(総戸数137戸)やワンルームマンション「プレサンスシリーズ」のプレサンスTHE神戸(総戸数235戸)等の販売が順調に推移した。なお、主力事業であるマンション販売は、マンションの竣工後に引渡しが行われる際に売上高が計上されるため、用地仕入・開発計画・工期により四半期毎の経営成績に偏向が生じる場合がある。

その他の売上高は前年同期比20.2%増の34.27億円、セグメント利益は同7.6%増の11.24億円となった。その他の不動産賃貸事業等においては、自社保有の賃貸不動産が順調に稼働した。

《SF》

 提供:フィスコ

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