市場ニュース

戻る
 

【材料】<動意株・23日>(前引け)=NSW、小田原機器、エーザイ

NSW <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本システムウエア<9739>=急反発。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が176億円から184億8000万円(前年同期比10.3%増)へ、営業利益が14億8000万円から18億7000万円(同32.7%増)へ、最終利益が10億円から13億円(同36.3%増)へ上振れて着地したようだと発表した。企業のIT投資需要の拡大を背景に、ITソリューション事業やサービスソリューション事業が好調に推移したことに加えて、高採算案件の検収があったことが売上高・利益を押し上げた。

 小田原機器<7314>=カイ気配。同社はバスの運賃収受器や精算システムなどを主力展開するが、21日取引終了後、交通系ICカード決済に特化した新型運賃箱を開発し、日立自動車交通に初納入したことを発表、これを材料視する買いが集中する格好となった。株価は8月中旬以来、600円台前半の底値圏でもみ合いを続けていたこともあって、値ごろ感も働いた。

 エーザイ<4523>=カイ気配。22日、米バイオジェンと共同開発するアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」を米食品医薬品局(FDA)に承認申請する予定にあることを発表、これが株価を強く刺激する格好となっている。前日の米株市場ではバイオジェンの株価が急騰しており、これを引き継ぐ形で同社株にも投資資金が集中している。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均