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【市況】日経平均は70円高でスタートもマイナス転換、東エレクやソフトバンクGがさえない/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22619.77 (+70.87)
TOPIX  : 1632.82 (+4.22)

[寄り付き概況]

 23日の日経平均は前日比70.87円高の22619.77円と続伸で取引を開始した。21日の米国市場ではNYダウは57ドル高と反発していたが、22日は39ドル安と反落となった。主要企業決算の発表が本格化しており、決算内容に振らされやすい需給状況となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の22685円。円相場は1ドル108円40銭前後で推移している。こうした流れに加え、米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が21日、対中制裁関税「第4弾」の残りについて12月の発動を取り下げる可能性を示唆した報道などが寄与するかたちで、日経平均は続伸で寄り付く形となった。ただ、その後は上げ幅を縮め、マイナス圏に転換して推移する展開となっている。

 業種別では、鉱業、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、非鉄金属、海運業、その他金融業、水産・農林業などがプラスで推移。一方、精密機器、情報・通信業、繊維製品、その他製品、電気機器などがマイナスで推移している。売買代金上位では、積水ハウス<1928>、キヤノン<7751>、ダイキン工業<6367>、JR東<9020>、ファーストリテ<9983>などがプラスで推移。一方、ホンダ<7267>、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>などがさえない動きとなっている。
《US》

 提供:フィスコ

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