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【市況】日経VI概況:変わらず、新規材料難のなか祝日前に方向感定まらず

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、先週末比+0.00pt(上昇率0.00%)の15.63ptと変わらずだった。なお、高値は15.98pt、安値は15.62pt。先週末の米国市場は、主要企業の不祥事発覚などもあり主要3指数は反落。ただ、今週から本格化する主要企業の4-9月期決算を前に、業績底入れ期待が引き続き買い材料視され、日経平均は小幅続伸でスタート。香港市場に底堅さが見られたことも相場の落ち着きに寄与した。これに伴い、日経VIは朝方こそ大きく上昇して寄り付いたものの、すぐに上げ幅を縮小し、その後は狭いレンジでの小動きとなった。

【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
《YN》

 提供:フィスコ

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