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【市況】日経平均は264円高でスタート、ファナックや日立が買われる/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22063.71 (+264.84)
TOPIX  : 1615.40 (+20.13)

[寄り付き概況]

 15日の日経平均は前日比264.84円高の22063.71円と大幅に3日続伸で取引を開始した。14日の米国市場は小幅に下落となったが、先週末11日は319ドル高と大幅に上昇している。注目されていた米中協議については、部分的合意に達し、米側は15日に予定していた中国製品に対する関税率引き上げを見送り、米中貿易戦争がさらに深刻化する事態はひとまず回避された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の21995円。円相場は1ドル108円30銭台と円安に振れて推移している。この流れから、日経平均は大幅に3日続伸スタートとなった。その後も上げ幅を拡大し、一時300円を超える上げ幅での動きとなっている。

 業種別では、海運業、建設業、金属製品、ガラス・土石製品、パルプ・紙、鉄鋼、銀行業などを筆頭に全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、ファナック<6954>、日立<6501>、安川電機<6506>、スズキ<7269>、三井住友<8316>、SUMCO<3436>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、トヨタ自<7203>などがプラスで推移。一方、JR東<9020>、7&iHD<3382>、太陽誘電<6976>などがマイナスで推移している。
《US》

 提供:フィスコ

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