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【市況】15日の株式相場見通し=続伸、買い優勢も上値重いか

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京株式市場は買い優勢、日経平均株価は続伸スタートとなり2万2000円大台を意識した展開となりそうだ。米中貿易協議は部分合意したことで、15日の対中関税引き上げも先送りとなった。週明けの米株市場ではNYダウなど主要指数が大きく上昇したことで目先安心感が出ている。ただ、米中摩擦の問題は解決にはまだ時間を要するとの見方も強く前日の米株市場は小反落したほか、米企業の決算発表本格化を控え様子見気分も漂う。日本では台風被害による国内景気への影響なども考慮され、買い一巡後は伸び悩む可能性もある。

 14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比29ドル23セント安の2万6787ドル36セントと小幅反落。ナスダック総合株価指数は、同8.389ポイント安の8048.650だった。

 日程面では、8月の鉱工業生産確報値、8月の設備稼働率、8月の第3次産業活動指数など。黒田日銀総裁の支店長会議挨拶も予定される。海外では、10月のNY連銀製造業景況感指数。9月の中国CPI、PPIなど。

出所:MINKABU PRESS

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