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【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2019年10月11日

 今週の日経平均終値は21798円87銭、前週末比388円67銭高でした。

 日経平均は3週ぶりに反発し前週の週足陰線に並ぶ形で陽線を示現しています。下値の起点が13週、26週、52週移動平均線(いずれも2万1300円台)の重なる価格帯からですので、ここが強い支持帯となったことがうかがえます。先週と同規模の陽線となったことで先週の米経済指標の悪化の部分は織り込み済み。一転して米中貿易協議の部分合意という新たな材料を先行して買う状況となっています。この材料も今晩(11日)の協議でどう転ぶか実のところは分かりませんが、失望にはある程度慣れており、仮に下げても最大で先週の安値までとなるでしょう。むしろ最近は半導体市況の底入れ観測が強まっており、関連する設備投資も少しずつですが動き出しているようです。世界経済が全面的に悪くなる状況ではないようで、8月に形成した安値はかなり強い底値となった可能性があります。もっとも、上値のカベ2万2000円強のゾーンも厚いのですが、それは今月下旬から始まる企業の4-9月決算の内容を見極めてからということになるでしょう。(ストック・データバンク 編集部)

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