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【通貨】外為サマリー:1ドル107円90銭近辺で推移、時間外のNYダウ先物高が下支え

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=107円89銭前後と前週末の午後5時時点に比べ5銭程度のドル高・円安となっている。

 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=107円92銭前後と前日に比べ10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米中貿易協議の進展期待などを背景にドル買い・円売りが先行するかたちで始まったものの、複数のメディアが「トランプ米政権が中国への証券投資を制限することを検討している」と報じたことをきっかけに地合いが一変。NYダウが下落し、米長期金利が低下するなか、一時107円80銭近辺まで軟化する場面があった。

 東京市場はこの流れを引き継ぎ、107円90銭ラインを挟んでもみ合う展開。米中貿易協議の進展期待の後退から積極的には上値を買いにくい一方、時間外取引でNYダウ先物がプラス圏で推移していることが下支え。また、きょうは月末・期末のゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い思惑などもあるようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0935ドル前後と同0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=117円97銭前後と同20銭強のユーロ高・円安となっている。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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