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【市況】日経平均は137円安でスタート、SMC、SUMCOなどが下落/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 21961.82 (-137.02)
TOPIX  : 1614.78 (-8.16)

[寄り付き概況]

 25日の日経平均は前日比137.02円安の21961.82円と大幅に反落で取引を開始した。24日の米国株式相場は下落。中国が米国産大豆を報復関税なしで輸入することを認める措置を導入したことで買いが先行した。しかし、トランプ大統領が国連で中国の不公正な貿易慣行を批判したほか、同氏がウクライナ大統領に軍事支援と引き換えにバイデン前副大統領親子の疑惑を調査するよう圧力をかけたとの問題で、弾劾懸念が強まり政権運営への先行き不安から下落に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円安の21705円。円相場は1ドル107円10銭台と円高に振れて推移している。この流れから日経平均は100円を超える下げ幅で反落での寄り付きとなった。

 業種別では、鉱業、その他製品、パルプ・紙、機械、海運業、鉄鋼、石油・石炭製品、証券・商品先物取引業、輸送用機器などがマイナスで推移。一方、医薬品、電気・ガス業、不動産業、食料品などがプラスで推移している。売買代金上位では、SMC<6273>、SUMCO<3436>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>などがマイナスで推移。一方、コロプラ<3668>の上昇が目立つほか、武田薬<4502>、村田製作所<6981>などがプラスで推移している。
《FA》

 提供:フィスコ

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