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【市況】24日の米国市場ダイジェスト:NYダウ142ドル安、トランプ大統領の中国批判や弾劾懸念を嫌気

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

■NY株式:NYダウ142ドル安、トランプ大統領の中国批判や弾劾懸念を嫌気

米国株式相場は下落。ダウ平均は142.22ドル安の26807.77、ナスダックは118.83ポイント安の7993.63で取引を終了した。中国が米国産大豆を報復関税なしで輸入することを認める措置を導入し、買いが先行。しかし、トランプ大統領が国連で中国の不公正な貿易慣行を批判したほか、同氏がウクライナ大統領に軍事支援と引き換えにバイデン前副大統領親子の疑惑を調査するよう圧力をかけたとの問題で、弾劾懸念が強まり政権運営への先行き不安から下落に転じた。セクター別では、公益事業や家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で半導体・半導体製造装置やメディアが下落した。

ソフトウェアのブラックベリー(BB)は、決算内容が予想を下振れ20%超の急落。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、一部アナリストによる目標株価引き下げを受け軟調推移。SNSのフェイスブック(FB)は、脳科学スタートアップのCTRLラボの買収を発表したものの、買収額が10億ドル規模との報道もあり売られた。一方で、カジノ・ホテル運営のウィン・リゾーツ(WYNN)は、ゴールドマンサックスによる投資判断引き上げを受け上昇した。

マーケット終了後にスポーツ用品のナイキ(NKE)が発表した6-8月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:ドル弱含み、トランプ米大統領の弾劾リスクなどを嫌気


24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円71銭から106円96銭まで下落して107円03銭で引けた。米国の住宅価格指数、9月消費者信頼感指数、9月リッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったほか、トランプ米大統領の弾劾リスクが上昇、大統領が国連演説で中国を批判したため米中貿易協議の進展期待も後退し、ドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.0994ドルから1.1024ドルまで上昇して1.1020ドルで引けた。ユーロ・円は、118円53銭から117円89銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2503ドルまで上昇後、1.2463ドルまで反落。英国最高裁がジョンソン首相の議会閉会決定を違法としたため、合意なき離脱への警戒感が後退し、ポンドの買戻しが継続。ただ、心理的節目の1.25付近では利食い売りに伸び悩んだ。ドル・スイスは、0.9895フランから0.9844フランまで下落した。


■NY原油:反落で57.29ドル、米消費者信頼感悪化や米中対立の継続を嫌気

NY原油先物11月限は反落(NYMEX原油11月限終値:57.29 ↓1.35)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比-1.35ドルの57.29ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは56.69ドル-58.49ドル。9月米消費者信頼感指数が市場予想を下回ったこと、トランプ米大統領が国連で中国の通商慣行を厳しく非難したことなどが嫌気されたようだ。通常取引終了後の時間外取引で原油先物の下げ幅は拡大している。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 28.94ドル -0.58ドル(-1.96%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.54ドル -1.02ドル(-2.34%)
ゴールドマン・サックス(GS)207.75ドル -5.71ドル(-2.67%)
インテル(INTC) 49.82ドル -1.08ドル(-2.12%)
アップル(AAPL) 217.68ドル -1.04ドル(-0.48%)
アルファベット(GOOG) 1218.76ドル -15.27ドル(-1.24%)
フェイスブック(FB) 181.28ドル -5.54ドル(-2.97%)
キャタピラー(CAT) 125.99ドル -2.43ドル(-1.89%)
アルコア(AA) 20.62ドル -0.68ドル(-3.19%)
ウォルマート(WMT) 118.40ドル +0.78ドル(+0.66%)
スプリント(S) 6.37ドル -0.22ドル(-3.34%)

《SF》

 提供:フィスコ

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