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【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ヤーマン、エニグモ、エイチーム (9月13日~19日発表分)

ヤーマン <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から20日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3 ヤーマン <6630>
 20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比71.2%減の6.4億円に大きく落ち込み、5-10月期(上期)計画の28.8億円に対する進捗率は22.5%にとどまり、5年平均の46.7%も下回った。

▲No.4 アークランド <9842>
 20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比4.1%減の56億円に減り、従来の2.7%増益予想から一転して減益で着地。

▲No.5 ファストロジ <6037>
 19年7月期の経常利益(非連結)は前の期比38.2%増の8.6億円に拡大したが、20年7月期は前期比6.8%減の8億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<3843> フリービット  東1   -20.25   9/13   1Q    66.28
<3665> エニグモ    東1   -19.48   9/13  上期    18.76
<6630> ヤーマン    東1   -14.61   9/13   1Q   -71.21
<9842> アークランド  東1   -6.34   9/17  上期    -4.09
<6037> ファストロジ  東1   -5.93   9/13 本決算    -6.82

<3662> エイチーム   東1   -5.34   9/13 本決算   -64.40
<3159> 丸善CHI   東1   -0.52   9/13  上期   -12.50

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした20日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

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