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【通貨】NY為替:ドル反落、米FOMCでの追加利下げ織り込む

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円35銭まで上昇後、108円06銭まで反落して108円12銭で引けた。
米国の8月鉱工業生産・8月設備稼働率や9月NAHB住宅市場指数が予想を上回ったため一時ドル買いが強まった。その後、NY連銀がリバースレポを実施し資金を短期金融市場に供給しテクニカルに急伸していた短期金利を抑制したことや連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを織り込むドル売りが再燃。

ユーロ・ドルは、1.1021ドルから1.1075ドルまで上昇して1.1072ドルで引けた。ユーロ・円は、119円16銭から119円78銭まで上昇。サウジアラビアの石油産出復旧が従来予想されていたよりも早まる見込みであることが明らかになると、原油価格が反落したため、経済への懸念が後退。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2411ドルから1.2527ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9969フランへ上昇後、0.9921フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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