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【経済】ユーロ圏の金利先安観は後退か


 欧州中央銀行(ECB)は12日開催の理事会で、預金金利の引き下げや量的緩和(QE)の再開など包括的な追加金融緩和策の導入を決定した。この決定を受けてユーロ・ドルは一時1.0927ドルまで下落した。しかしながら、量的緩和の再開を巡ってドイツ、フランス(中央銀行)は反対したと一部で報じられたことや、ドイツの財政出動への期待は残されていることから、ユーロは反転した。

 市場参加者の間では、ECBが量的緩和を再開してもユーロ圏の景気浮揚につながることは期待できないとの見方が多い。ドイツの財政出動に対する市場の期待は後退していないことから、ユーロ圏の金利先安観はやや後退しており、米長期金利の動向次第でリスク選好的なユーロ買いは強まる可能性がある。
《MK》

 提供:フィスコ

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