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【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

インタートレ <日足> 「株探」多機能チャートより

■インタートレ <3747>  1,018円 (-236円、-18.8%)

 インタートレード <3747> [東証2]が4日ぶり急反落。11日、東証と日証金が同社について12日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが売り材料視された。東証は委託保証金率を現行の70%以上(うち現金を40%以上)→90%以上(うち現金を60%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の70%(うち現金を40%)→90%(うち現金を60%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。

■GAテクノ <3491>  3,020円 (-700円、-18.8%) ストップ安

 GA technologies <3491> [東証M]が急反落。同社が9月11日大引け後に決算を発表。「11-7月期(3Q累計)経常が21%減益で着地・5-7月期も70%減益」が嫌気された。19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の連結経常利益は前年同期非連結比20.6%減の3億0100万円に減り、通期計画の9億7900万円に対する進捗率は30.7%にとどまり、さらに前年同期の59.1%も下回った。

■オハラ <5218>  1,322円 (-252円、-16.0%)

 東証1部の下落率トップ。オハラ <5218> が急反落。11日の取引終了後、19年10月期の連結業績予想について、売上高を246億円から237億円(前期比16.0%減)へ、営業利益を15億円から13億円(同60.2%減)へ、純利益を6億円から5億円(同84.5%減)へ下方修正したことが嫌気された。デジタルカメラ市場の縮小に伴い光学機器用レンズ材の需要が想定以上に減少しているほか、耐衝撃・高硬度クリアガラスセラミックス「ナノセラム」のスマートフォン向け商流確立が来期以降に遅延する見込みであることが要因。また、販売減少に伴い生産設備の稼働率が低下することも収益悪化に拍車をかけた。同時に、業績予想の修正に伴い、従来30円を予定していた期末一括配当を15円にすると発表しており、これも売り材料視されている。なお、前期実績の30円に対しては15円の減配になる予定だ。

■神島化 <4026>  778円 (-111円、-12.5%)

 神島化学工業 <4026> [東証2]が急反落。11日の取引終了後に発表した第1四半期(5-7月)単独決算が、売上高53億300万円(前年同期比3.9%減)、営業利益1億6000万円(同25.8%減)、純利益9400万円(同27.5%減)と減収減益だったことが嫌気された。主力の建材事業で、高級軒天ボードが好調だった半面、採算性重視の施策で一部製品の販売が減少したことに加えて、化成品事業で減価償却費が増加したことなどが利益を押し下げた。20年4月期通期業績予想は、売上高227億円(前期比2.2%増)、営業利益10億6000万円(同11.8%増)、純利益7億円(同5.9%増)の従来見通しを据え置いている。

■ハウテレ <7064>  2,563円 (-187円、-6.8%)

 ハウテレビジョン <7064> [東証M]が6日ぶりに急反落。同社は11日取引終了後、20年1月期第2四半期(2-7月)の単独業績を発表。売上高が4億5100万円(前年同期比37.9%増)、営業利益が8200万円(同2.1倍)と大幅な増収増益となった。外資就活ドットコム関連のDAU(デイリーアクティブユーザー)数やユーザー送客(広告クリック)数はともに好調だったことから、5-7月期は四半期ベースで過去最高の売り上げと営業利益を達成した。ただ、好調な業績を織り込み株価を上昇させてきただけあって、材料出尽くしの形で目先売りがかさんだ。

■太洋基礎 <1758>  5,200円 (-330円、-6.0%)

 太洋基礎工業 <1758> [JQ] が3日ぶり急反落。同社が9月11日大引け後に決算を発表。「5-7月期(2Q)経常は57%減益」が嫌気された。20年1月期第2四半期累計(2-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比12.7%増の2億9300万円に伸び、通期計画の6億5000万円に対する進捗率は5年平均の40.0%を上回る45.1%に達した。

■正栄食 <8079>  3,015円 (-180円、-5.6%)

 東証1部の下落率6位。正栄食品工業 <8079> が4日ぶり急反落。11日の取引終了後、19年10月期の連結業績予想について、売上高を1080億円から1065億円(前期比横ばい)へ、営業利益を46億円から40億円(同15.1%増)へ、純利益を33億円から27億5000万円(同18.4%減)へ下方修正したことが嫌気された。製菓・製パンメーカー向け原材料の需要伸び悩みや、円高による海外売り上げの円換算額減少が響いたという。また、天候不順などによる個人消費回復の遅れの可能性も考慮したという。なお、第3四半期累計(18年11月~19年7月)決算は、売上高808億1900万円(前年同期比0.1%減)、営業利益31億3100万円(同20.0%減)、純利益20億6300万円(同27.9%減)だった。

■コーセル <6905>  1,050円 (-42円、-3.9%)

 コーセル <6905> が6日ぶり大幅反落。11日の取引終了後、20年5月期の連結業績予想について、売上高を270億円から241億8000万円(前期比13.3%減)へ、営業利益を25億1000万円から14億7000万円(同56.2%減)へ、純利益を16億円から5億7000万円(同73.2%減)へ下方修正したことが嫌気された。米中貿易摩擦などの影響を受けて、スマートフォンやデータセンター関連設備の需要低迷によりメモリー半導体の市況悪化が続き、スイッチング電源市場でも設備投資計画の見直しや先送りが進められていることが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(5月21日~8月20日)決算は、売上高57億8400万円(前年同期比18.5%減)、営業利益2億7400万円(同79.7%減)、最終損益2億700万円の赤字(前年同期9億1000万円の黒字)となった。

※12日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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