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【市況】東京株式(前引け)=44円高と小幅高、方向感に欠け売買低調

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 23日前引けの日経平均株価は前日比44円85銭高の2万672円86銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は4億4998万株、売買代金概算は7730億8900万円と薄商い状態。値上がり銘柄数は1066、値下がり銘柄数は940、変わらずは142銘柄だった。

 日経平均株価は小幅高。寄り付きは小幅安でスタートしたが、下値には買いが入り売り一巡後はプラス圏に浮上した。前日のニューヨーク市場はNYダウが続伸する一方、ナスダック指数は反落だった。今晩予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に様子見姿勢となっており、この流れが東京市場でも続いている。日経平均株価は一時、前日比70円強上昇したが、物色の柱に欠け全体相場は高安まちまちの状態。

 個別では、任天堂<7974>やソニー<6758>が高く、ファーストリテイリング<9983>や資生堂<4911>がしっかり。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>も値を上げた。韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると発表したことを受け、地政学リスクの上昇が懸念され石川製作所<6208>や豊和工業<6203>、細谷火工<4274>など防衛関連株が急伸した。

 半面、村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>が安く、ZOZO<3092>が反落。HANATOUR JAPAN<6561>やリミックスポイント<3825>が売られた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2019年08月23日 11時45分

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