【市況】東京株式(前引け)=44円高と小幅高、方向感に欠け売買低調
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は小幅高。寄り付きは小幅安でスタートしたが、下値には買いが入り売り一巡後はプラス圏に浮上した。前日のニューヨーク市場はNYダウが続伸する一方、ナスダック指数は反落だった。今晩予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に様子見姿勢となっており、この流れが東京市場でも続いている。日経平均株価は一時、前日比70円強上昇したが、物色の柱に欠け全体相場は高安まちまちの状態。
個別では、任天堂<7974>やソニー<6758>が高く、ファーストリテイリング<9983>や資生堂<4911>がしっかり。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>も値を上げた。韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると発表したことを受け、地政学リスクの上昇が懸念され石川製作所<6208>や豊和工業<6203>、細谷火工<4274>など防衛関連株が急伸した。
半面、村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>が安く、ZOZO<3092>が反落。HANATOUR JAPAN<6561>やリミックスポイント<3825>が売られた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年08月23日 11時45分