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【経済】9月にかけて上昇が期待される高配当銘柄、SMBC日興証券(花田浩菜)

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8/22付の「DailyOutlook」では、高配当銘柄について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『7月末に利下げを実施した米国に続き、今月にはインドやニュージーランド、メキシコなどが相次ぎ利下げを発表。各国の金融政策が緩和方向に傾く中、世界的に金利が低下している。一方、米中対立などを背景に株価が調整したこともあり、東証1部予想配当利回り(日経予想、加重平均)は21日時点で2.62%と高水準だ』と伝えています。

続けて、主な高配当利回り銘柄(日経予想)として、三井化学(4183)やJXTG(5020)、住友商(8053)、オリックス(8591)、ソフトバンク(9434)などを挙げ、『世界的な低金利下で高配当銘柄の魅力は相対的に高まっていると言えよう。また大半の企業が3月期決算である日本では9月に中間配当の権利確定日を迎える企業が多い。高配当銘柄は8月下旬を底に9月末にかけて上昇し、TOPIXをアウトパフォームする傾向にある。配当と値上がり益を狙うにあたって、今が投資の好機と考えられよう。加えて、高配当銘柄は相対的に下値抵抗力が強いとされている』と分析しています。

さらに、『本日まで日米閣僚級協議が開催されているほか、22~24日はジャクソンホール会議、24~26日のG7首脳会議ではあわせて日米首脳会談が開催予定となっている。ボラティリティの高い相場となっても、魅力的な配当が株価をサポートするだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『高配当利回り銘柄の株価推移』を紹介していますので、詳しくは8/22付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

 提供:フィスコ

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