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【市況】東京株式(前引け)=欧米株高受け反発も上値重い展開に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 22日前引けの日経平均株価は前営業日比29円30銭高の2万647円87銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は4億6778万株、売買代金概算は8258億7000万円。値上がり銘柄数は970、対して値下がり銘柄数は1020、変わらずは151銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は前日の欧米株高を受けてリスクを取る動きが優勢となり、日経平均は朝方から買いが先行した。米株市場では米小売企業の好決算が個人消費の堅調を裏付けるものとして好感されており、市場のセンチメントが改善した。ただ、23日にジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の講演が予定されていることで、この内容を見極めたいとのムードから、買い一巡後は上値が重くなった。値上がり銘柄数を値下がりが上回り、前場の売買代金は8200億円台と低調だった。

 個別ではZOZO<3092>が堅調、資生堂<4911>は大幅高。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>なども買われた。アンリツ<6754>もしっかり。KLab<3656>が大商いで上昇したほか、GameWith<6552>も値を飛ばした。第一精工<6640>は値上がり率トップとなった。半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、ソニー<6758>も軟調。キーエンス<6861>も売りに押された。朝日インテック<7747>が急落、ブックオフグループホールディングス<9278>、ワイヤレスゲート<9419>も大幅安。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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