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【材料】<動意株・21日>(前引け)=TOKYO BASE、ドーン、スマートバリュー

T-BASE <日足> 「株探」多機能チャートより
 TOKYO BASE<3415>=大幅高で6連騰と気を吐く。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現し上昇トレンド転換が鮮明だ。日本発のブランドに特化したアパレルを手掛け、セレクトショップ「STUDIOUS」や独自ブランド店「UNITED TOKYO」を主要拠点に積極展開している。足もとは「STUDIOUS」の販売が回復しており、19年3~5月期は売上高が前年同期比25%増、営業利益が同12%増と2ケタ増収増益を達成した。下期は秋冬物で同社にとって書き入れ時となるが、20年2月期通期営業利益18億2700万円(前期比30%増)は一段の上振れも視野に入る。

 ドーン<2303>=出来高伴い急伸。同社は地理情報システム(GIS)ソフトの構築や、地理情報配信サービスなどに展開する。20日取引終了後、映像通報システム「Live110(仮称)」の実証実験を兵庫県警察本部で開始したことを発表しており、これが手掛かり材料となっている。株価は底値圏でもみ合っていたが、値ごろ感も味方して短期筋の買いを呼び込みマドを開けて上放れる形となっている。

 スマートバリュー<9417>=急動意。同社はきょう、トヨタ自動車<7203>などが出資しているMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)を事業目的とした企業「MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)」が設立したMONET コンソーシアムに参画したと発表。これが材料視されているようだ。 MONET コンソーシアムとは、次世代モビリティサービスの推進と移動における社会課題の解決や新たな価値創造を目的に、企業間の連携を推進するために設立されたもの。スマートバリューは同コンソーシアムに、自社提供している住民ID基盤「GaaS」のプラット上で管理される住民IDに応じて最適な移動手段を提供し、地方の交通弱者へのサービス提供を推進するとしている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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