【市況】１９日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は２４９ドル高と大幅に３日続伸

　１９日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前週末比２４９．７８ドル高の２万６１３５．７９ドルと大幅に３日続伸した。

　ドイツ政府が５００億ユーロの財政出動を準備していると伝わったほか、米商務省は中国ファーウェイへの禁輸措置で一部取引を許可する例外措置を３カ月間延長すると発表。世界景気や米中貿易摩擦への警戒感が後退したことを受け、ＮＹダウ、ナスダック指数ともに大幅高となった。金利上昇を受け、シティグループやＪＰモルガン・チェースなど銀行株が上昇。エヌビディアなど半導体株が上昇した。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力ＩＴ関連株も高い。半面、ゼネラル・エレクトリックが安く、ビヨンド・ミートやウーバー・テクノロジーズ、リフトなど直近上場株が値を下げた。

　ナスダック総合株価指数は、同１０６．８１８ポイント高の８００２．８１２と続伸。出来高概算は、ニューヨーク市場が７億６８６１万株、ナスダック市場は１９億４０７９万株となった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）