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【市況】プラス転換もなお明るさは見られず/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20424.33 (+18.68)
TOPIX  : 1486.33 (+2.48)

[後場の投資戦略]

 日経平均は朝方に一時3ケタの下落となったものの、小幅高水準まで浮上して前場を折り返した。足元で米長期金利の低下が一服し、円相場はやや弱含み。アジア株は中国・上海総合指数を中心におおむね小じっかりで、米株価指数先物も時間外取引で上昇しており、日経平均の支援材料となっている。個別株では、米同業の決算やレーティング引き上げ観測が好感された東エレク<8035>、それにKDDI<9433>など内需・ディフェンシブ関連株の一角が日経平均を押し上げた。前日の下落局面で日経レバETF<1570>の買いがやや膨らんだため、本日引けにかけての先物買い需要を見越した押し目買いや買い戻しの動きもあるとみられる。

 ただ、売買代金上位を見ると輸出関連株や金融株を中心に軟調な銘柄が多く、市場のムードに明るさはさほどない。規模別で見ても大型株の伸びが鈍く、米中対立を中心とした外部環境の不透明感に対し、投資家の警戒感は根強いようだ。となると関心は中小型株に向かいやすいところだが、マザーズ指数は朝方の買いが一巡すると伸び悩み。個人投資家の資金も足が速いことが窺える。後場の日経平均は一進一退となり、ここ数日と同様にこう着感を強めそうだ。(小林大純)
《AK》

 提供:フィスコ

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