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【市況】<マ-ケット日報> 2019年8月15日

 15日の市場は日経平均が大幅反落。終値は前日比249円安の2万465円で、2月8日以来、約半年ぶりの水準まで売られてきた。前日の米国株が急落。米景気後退の懸念が生じ投資家心理が悪化した。日経平均は一時2万184円(470円安)まで下値を広げたが、円相場が落ち着いていたことや中国株の下げ限定などで中盤からやや持ち直して終えている。

 昨日の米国市場は長短金利の逆転現象を受けてダウ平均は今年最大の下げを演じ、6月4日以来ほぼ2カ月半ぶりの安値となって取引を終えた。米2年債と10年債の利回り逆転が12年ぶりに起こり、前回もそうであったように米景気後退を警戒するような局面に入った。中国やドイツの経済指標の悪化も嫌気され全面安商状に。米国株の調整が本格化する可能性も出始めている。

 さて、東京市場は米中貿易戦争から今度は米景気後退の可能性まで意識した相場へと突入している。足元の円高を含め今後の収益懸念が増す流れとなっており、リスクオフの動きになかなか歯止めがかからない。日経平均は下値の大きなフシ目である2万円近辺で目先は下げ渋る傾向にあるが、売り方の買い戻し以外に目立った買いは入らず、トレンドを立て直すのは容易ではなさそうだ。まずは今年最大の下げを演じた米国株の下げ止まりが見られないと、今後のリバウンドの道筋も描けないだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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